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子どもが触っても安心!スクリーンタイムの設定方法

ここでは、iPhoneのiOS12から新しく搭載された「スクリーンタイム」の使い方について説明します。

スクリーンタイムとは、iPhoneの使用時間や有料アイテムの購入などを制限することができる機能です。
勉強しなくてはいけないのに、仕事が残っているのに、ついつい手がiPhoneに伸びてSNSやゲームに熱中してしまう・・・なんてことはありませんか?

スマホ依存は現代人にとって大きな社会問題の1つです。
大人はそれでも自分なりに制御することができますが、小学生や未就学児は何をするか分かりません。

親のスマホを子どもが勝手にいじってしまい、高額な請求が届いたなんてニュースも過去にありましたよね。
そういったトラブルを避けるための機能として、スクリーンタイムはとっても便利でおすすめです!
安心して子どもがスマホを使えるようにきちんと設定しておきましょう。

目次 非表示

手順1.スクリーンタイムを起動しよう

まずはスクリーンタイムを設定するための画面を開きましょう。

1)ホーム画面から「設定」をタップします。

ホーム画面のどの位置に「設定」があるかは人によって違いますが、iPhoneであれば必ずありますので探してみてください。

2)一覧から「スクリーンタイム」をタップします。

手順2.スクリーンタイムの中身を確認しよう

スクリーンタイムの画面が開けたら、設定をする前に自分の利用状況を確認してみましょう。

1)画面左上にiPhoneの名前が表示されていますので、こちらをタップします。

2)確認できたら「過去7日」をタップします。

ここではその日の使用時間や各アプリの使用割合を見ることができます。

3)確認できたら「スクリーンタイム」をタップします。

ここでは過去7日間の使用時間やよく使うアプリを見ることができます。

下までスクロールすると、iPhoneを持ち上げた回数や通知が回数なんかも見ることができます。

手順3.休止時間を設定しよう

中身の確認ができたら、順に制限レベルを設定していきましょう。

1つ目の「休止時間」では、iPhoneを利用できないようにする時間を設定できます。(一部のアプリを除く)

夜22時以降は就寝時間として子どもがiPhoneを触らないようにしたい、などといった場合にオススメです。

1)「休止時間」をタップします。

2)「休止時間」をタップしてONにします。

ONになったら下の「開始」「終了」のそれぞれの時刻を設定して完了です。
設定した時間の間は、一部のアプリを除き利用できなくなります。

ちなみに、休止時間中にスマホを触ろうとすると以下の画面に切り替わります。

パスコードを設定している場合は、パスコードを入力しないと解除ができません。(パスコードの設定については後ほどご説明いたします。)

手順4.App使用時間の制限を設定しよう

2つ目の「App使用時間の制限」では、特定のアプリの使用時間を設定できます。

子どものゲーム時間を30分までに制限したい、などといった場合にオススメです。

1)「App使用時間の制限」をタップします。

2)「制限を追加」をタップします。

3)時間を制限したいカテゴリを選択して「追加」をタップします。

アプリ単位ではなく、カテゴリ単位での選択となります。

ゲームを1つずつ選択するのではなく、まとめて設定できるので便利ですよね。

4)使用できる時間を決めて「戻る」をタップします。

5)制限の設定が完了しました。

他のカテゴリにも制限をかけたい場合は、繰り返し追加しましょう。

手順5.常に許可するアプリを設定しよう

3つ目の「常に許可」では、休止時間やApp使用時間の制限をしている状態でも使うことのできるアプリを指定できます。

SNSは制限しつつLINEだけは使えるようにしておきたい、といった場合にオススメです。

1)「常に許可」をタップします。

2)「Appを選択」の一覧から許可するアプリを選択します。

「+」をタップして1つずつ選択しましょう。

手順6.コンテンツとプライバシーの制限を設定しよう

4つ目の「コンテンツとプライバシーの制限」では、不適切なコンテンツやアプリへの課金を制限することができます。

有料ゲームを勝手にインストールしたり、ゲームの中でアイテムを購入したりできないように制限したい、といった場合にオススメです。

1)「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。

2)「コンテンツとプライバシーの制限」をタップしてONにします。

その後、制限をかけたい項目をタップします。

ここでは例として「iTunesおよびApp Storeでの購入」を選択しています。

3)細かい項目を選択します。

4)「許可」または「許可しない」をタップします。

他にも制限した項目がある場合は、「戻る」をタップして項目選択→許可設定を繰り返します。

手順7.パスコードを設定しよう

せっかく制限を付けても、子どもが解除してしまったら意味がないですよね。

一通り設定ができたらパスコードを決めて、パスコードを入力しないと変更ができないようにしておきましょう。

1)「スクリーンタイム・パスコードを使用」をタップします。

2)4ケタのスクリーンタイム・パスコードを入力します。

このパスコードは、スクリーンタイムの設定を変更する際に必要になりますので、子どもに見つからない場所に控えておきましょう。

3)再度スクリーンタイム・パスコードを入力します。

4)パスコードを設定した状態で制限を変更してみましょう。

ここでは例として「休止時間」をタップしています。

5)パスコードの入力が求められます。

これで子どもが勝手に制限を解除することができなくなりました。

パスコードを忘れると自分自身も変更できなくなりますので、必ず忘れないように記録しておきましょう。

手順8.スクリーンタイムの設定を解除しよう

それぞれ設定してきたスクリーンタイムの制限をまとめて解除したいという場合の方法です。

スマホを子どもに貸すときや、子どもに貸していたスマホを返してもらったときなど自分用と子ども用で設定を大きく変えたい場合に利用してみてください。

1)「スクリーンタイムをオフにする」をタップします。

2)再度スクリーンタイムをオンにします。

1度オフにすると、設定が全てリセットされます。

その後、自分用または子ども用に再度スクリーンタイムを設定していきましょう。

さいごに

以前は「機能制限」という名目で設定画面に表示されていましたが、こちらはiOS12で無くなり、その代わりに大幅なパワーアップをして登場したスクリーンタイム。

課金の制限、使用時間の制限、暴力やホラーなどの表現が描かれた作品の閲覧制限など細かく設定ができる便利な機能です。

上記の設定をきちんと行い、子どもにスマホを渡してもトラブルにつながらないように意識しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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